お参りのご案内

作法とマナー

神様の前では清々しい気持ちで
「感謝の心」を捧(ささ)げましょう。
丁寧な作法でお参りすれば、
背筋が伸びる思いです。
身につけておきたい作法を
イラストで紹介しています。

手水(ちょうず)の作法

Chozu

柄杓(ひしゃく)に汲(く)んだ一杯の水で、
左右の手を洗い口をすすぎ、
残った水で柄を洗う一連の作法です。

手や口を洗い清めることは
禊(みそぎ)を簡略化した儀式です。
身も心も清め、清々しい気持ちで
お参りください。

Two bows, two claps, one bow

何ごとのおはしますかはしらねども
　　　　かたじけなさに涙こぼるる　　
西行

伊勢の神宮では心静かに
毎日の感謝の気持ちを
伝える場所と言われています。

神前では「感謝の心」「おかげさまの心」
を込めてお参りしましょう。

深いお辞儀のことを「拝」、
手を打ち鳴らすことは「拍手」。

拝も拍手も、日本古来の敬礼作法です。
神前での拝礼は｢二拝二拍手一拝｣。

服装を整え、姿勢を正して
拝礼しましょう。

外宮と内宮では 通行方法が異なります: 外宮が左側通行に対して、内宮は右側通行と反対です。
これは手水舎が外宮では左、内宮は右にあり、動線を考えての配慮なのだそう。
神域を流れる五十鈴川で手水を: 内宮で手水を行う場所は、手水舎をもう少し奥に進むと、五十鈴川の御手洗場(みたらし)があります。
清流を眺め、川の水でのお清めもいいでしょう。
摂社・末社・所管舎での 「お手水」: 入口や参道の途中に石の手水鉢がありますが、神職さんが常駐していないので水が枯れていることも。
みなさんそれぞれの工夫で礼儀をつくしましょう。

神宮の美しい神域を保ち、他の参拝者に迷惑をかけぬよう、ゴミは捨てずにすべて持ち帰りましょう。

神宮125社の摂社・末社・所管社を訪れる際は、地域住民の方々のご迷惑とならないよう十分に注意し、マナーを守ってお巡りください。

「神宮125社めぐり帖」では、公共交通機関を利用したモデルコースをご案内しています。125社周辺は近くに駐車場がないところも多いため、できるだけ公共交通を利用するようご協力ください。

神宮125社をお参りする際に身につけておきたい作法とマナーを、イラストでわかりやすく紹介しています。ぜひご覧ください。

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